俺は稲盛和夫さんの【生き方】をしょっちゅう読んでいるが、何度読んでも深く引き込まれる。
まさに名言のオンパレード。
人は、覚えては忘れる。そしてまた、覚えては忘れるを繰り返す。
けど、何度も何度も習慣化するほど繰り返すと、それは記憶となって定着する(シナプスがつなぎ替わる)
この稲盛さんの「生き方 人間として一番大切なこと」の名言の数々を何度も何度も読み直し記憶に残したい!
という思いで感想とともに名言をピックアップしてみた。
目次
稲盛和夫さん【生き方】より名言まとめ
「自分に打ち勝ち前に進め、人生は大きく変わる」
とにかくまず一生懸命、一心不乱に打ち込んでみる事です。そうすることによって苦しみの中から喜びがにじみ出るように生まれてくるものです。その時に大切な事は「自分に打ち勝つ」ことだと言えるでしょう。つまり利己的な欲望を抑えること、自分を甘やかそうという心をいさめること。それができなければ何事も成し遂げる事は出来ないし、もてる能力を最大限に発揮することも出来ません。
引用 :生き方―人間として一番大切なこと 109頁
普段から、ただ一心不乱に仕事に没頭することを信条としてみよう。
自分の欲望は抑えて人のために役立つことをやってみよう。
「自分に打ち勝つ」=利己的な欲望を抑えること。
自分を甘やかそうという心をいさめること。
何かを成そうという人は、この名言を実行することが必要だと心に刻もう!
「考え方のベクトルが人生すべての方向を決める」
「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」という人生の方程式。この式の中でもっとも重要なのは「考え方」というファクターです。 引用 amazon:生き方―人間として一番大切なこと 94頁
福沢諭吉が、実業の世界で、立派な人物たりうるための必要条件を、ほぼその優先順位に従って述べた言葉で「すなわち哲学者のような深い思考、武士のような清廉な心、小役人が持ち合わせるぐらいの才知、お百姓のような頑健な体。」これらが揃って初めて、社会に役立つ「大人」たることができるというのです。 引用 :生き方―人間として一番大切なこと 97頁
深い思考に清廉な心、すなわち考え方が一番大事。尚且つ熱意を持って、能力を磨くことに日々チャレンジしよう!
「自分の人生ドラマをどうプロデュースするか」
ど真剣な熱意が無ければいかに能力に恵まれ、正しい考え方をしようとも、人生を実り多いものにすることは出来ません。いくら緻密な脚本を作ろうとも、その筋書きを現実のものとする事は出来ません。 引用 :生き方―人間として一番大切なこと 99頁
「ど真剣な熱意」この泥臭い言葉が、人生を実り多いものにする為に必要だ。
これがなければ、いくら緻密な脚本を作ってもうまくいかない。
この「ど真剣な熱意を継続すること」に日々チャレンジしていこう!
「ただいま、このときを必死懸命に生きる」
目の前のことに没頭して瞬間瞬間を余念なく充実させること。
日々の地味な仕事に真剣に向き合い、実績を積み重ねていかなければ成功はありえません。
引用 :生き方―人間として一番大切なこと 103頁
地道にコツコツ目の目のことに没頭して充実させよう。今日という一日を大切にして。
「好き」であればこそ「燃える」人間になれる
物事をなすのは、自ら燃え上がり、さらに、そのエネルギーを周囲にも分け与えられる人間なのです。決して他人から言われて仕事をする、命令を待って初めて動き出すという人ではありません。 引用 :生き方―人間として一番大切なこと 107頁
好きな仕事ならいつまででもやっていられる。現にWEBディレクションの仕事は一日中やっていても、苦にならないどころか「実に奥が深くて面白い」と思える。
自らが燃えるように仕事をして、そのエネルギーが周りにも飛び火するような人、周りに分け与えられるような人になろう。
毎日の創意工夫が大きな飛躍を生み出す
昨日と同じ事を漫然と繰り返すのではなく、今日よりは明日、明日よりは明後日と、少しずつで良いから、必ず改良や改善を付け加えていくこと。そうした創意工夫する心が成功へと近づくスピードを加速させるのです。 引用 :生き方―人間として一番大切なこと 67頁
毎日、毎日、創意工夫を積み重ねることが大事。WEBの仕事も積み重ねることによって、何かと何かが組み合わさって、ハッと解決策に気づくことがよくある。そうすると関わるWEBサイトの検索順位も上がるし、訪問者にとって有益なWEBサイトを提供できるようになる。
なんの仕事でも同じだが、創意工夫して改善を積み重ねることしか、成功に近づく方法はないと思う。
複雑な問題も解きほぐせばクリアに見えてくる
揉め事があり複雑怪奇な様相を呈している場合も解きほぐしていくと、必要な連絡を怠ったとか、たったひと事の感謝の言葉が足りなかったなど、単純で些末な、利己的な理由によることが多いもの。問題の「根っこ」にまっすぐ目を向けてみる事。 引用 amazon:生き方―人間として一番大切なこと 113頁
物事を単純化して本質をとらえる「次元の高い目」を持つべき、と稲盛先生は言われます。
見方を変えて、意識も変えて、俯瞰で見る癖をつけるようにしよう。
相手に負担を掛けるのではなく、自らが工夫したり、自ら動くことによって円滑なコミュニケーションになるように心がけてみよう。
リーダーには才よりも徳が求められる
西郷隆盛も「徳高きものには高き位を、功績多き者には報奨を」と述べています。つまり功績にはお金で報いればいい、人格の高潔な者にこそ高い位置に据えよと言っているのです。 引用 amazon:生き方―人間として一番大切なこと 129頁
人の上に立つ者には才覚よりも人格が問われる。才に溺れず人格を磨くことに日々励もう。
そして、せっかくの能力や熱意は正しい方向に発揮しよう。
心を磨くための6つの精進
1.誰にも負けない努力をする
2.謙虚にして驕らず
3.反省ある日々を送る
4.生きていることに感謝する
5.善行、利他業を積む
6.感性的な悩みをしない
引用 amazon:生き方―人間として一番大切なこと 135頁
日々の生活のなかで、少しずつでも良いので落とし込んで行こう。
日常にいかに活かし、現実に落とし込むかが重要だから。
どんな時も「ありがとう」と言える準備をしておく
困難があれば、成長させてくれる機械を与えてくれてありがとうと感謝し、幸運に恵まれたなら、尚更ありがたい、もったいないと感謝する。少なくともそう思えるような感謝の受け皿をいつも意識的に自分の心に用意しておくのです。
引用 amazon:生き方―人間として一番大切なこと 144頁
どんな状況でも「心が満ち足りた人」ってカッコいい。
何があっても、どんな状況でも感謝の気持ちを忘れずに生きていこう。
嬉しい時は喜べ、素直な心が何よりも大切
素直な心とは、右を向けと言ったらただ右を向く、そういう従順さのことではありません。素直な心とは自らの至らなさを認め、そこから惜しまず努力する謙虚な姿勢のことです。人の意見をよく聞く大きな耳、自分自身を見つめる真摯な目。それらを身のうちに備えて絶えず働かせることなのです。
いいことがあったら、素直に喜び、それをエネルギーに変えていく。
尚且つ、日々反省を厭わない人になろう。
「素直な心」が我々の能力を伸ばすことを後押しし、心の成長・向上にも貢献するのだから。
トルストイも感嘆した仏教説話が描く人間の強欲さ
過剰な「欲」を離れることも、私たちの人間性を高める為に必要になってきます。せっぱ詰まった危機的な状況に追い込まれてもなお、甘い汁を舐めずにはいられない。それが私たち人間のどうしようもない性であると、お釈迦様は述べられているのです。
自分の寿命、生命を縮めてもでも「蜜」を欲しがる。そんなあさましいほどの欲望と切っても切れない存在。それが人間の偽りない実相だとお釈迦様は教えているわけです。
確かに欲がとまらなくなる時がある。
その欲を少しでも抑えて仕事に没頭してみよう。
日々、自制を心がけながら。
人を惑わせる「三毒」をいかに断ち切るか
大事なのはできるだけ「欲を離れる」ことです。三毒を完全に消すことはできなくても、それを自らコントロールして抑制するよう努めること。この方法に近道はありません。物事を理性で判断する習慣を日頃から自分に課すことなどが肝要です。
日々、瞬間的に判断せずに、私心が入らないように、自問して、理性的な思考の回路を作るように心がけよう。
デザインやWEBディレクションにもとても役に立つ考え方だと思う。
相手を責めるのではなく、まずは自分が間違ってないか、自問自答してみよう。
働く喜びは、この世に生きる最上の喜び
まじめに一生懸命仕事に打ち込み、辛さや苦しさを超えて何かを成し遂げたときの達成感。それに代わる喜びはこの世にないのです。
まさにWEBディレクターの仕事を続けている理由がここにある。
苦しくても、眠くても、仕上がったWEBサイトを喜んでくれる人が居る。
ただそれだけで、充実感が得られ明日へのエネルギーとなる。
お世話になったあの人のために、今よりもう少しだけ頑張ってみよう。
日々の労働によって心は磨かれる
私たちが自分の人間性を向上させたいと思ったとき、そこにむずかしい修行などは必要ありません。ただ、普段の暮らしの中で自分に与えられた役割、あるいは自分が行うべき営為を、それが会社の業務であろうと、家事であろうと、勉学であろうと、粛々と、倦まず弛まず継続していくこと。それが、そのまま人格錬磨のための修行となるのです。
何か特別なことではなく、日々、日常をどれだけ真剣に生きるかが大事。
また粛々と、倦まず弛まず継続していくことが大事だ。
日々修行だと思って、楽しく、明るく乗り切ろう。
「他を利する」ところにビジネスの原点がある
「まことの商人は先も立ち、われもたつことを思うなり」石田梅岩の言葉ですが、要するに、相手にも自分にも利のあるようにするのが商いの極意であり、すなわちそこに「自理利他」の精神が含まれていなくてはならないと述べているわけです。
WEBを通じてお客様の利益に貢献することが私の生きる道。
今日も誰かのために頑張ってみよう。
利他に徹すれば物事を見る視野も広がる
「誰しも儲けたいという欲があってもいい。しかしその欲を利己の範囲にのみとどまらせてはなりません。人にもよかれという「大欲」をもって公益を図ること。その利他の精神が巡り巡って自分にも利をもたらし、またその利を大きく広げるものです。利他の心を可能な限り広げ、高めていこうとする。すると、おのずとより広い視野をもつことができ、周囲の様々な事象について目配りができるようになってくる。そうなると客観的な正しい判断ができるようになり、失敗も回避できるようになってくるのです。
客観的な正しい判断ができるようになるために、利他の心を可能な限り広げよう。
そうすると周囲の様々な事柄に目が届くようになり、結果的に、失敗することを回避できる。
人を巻きこんで、成功し、儲けることができるように、頑張っていこう。
悟りを求めるより、理性と良心を使って心を磨け
真我や魂から発する理性と良心に従って、確固とした倫理観や道徳観を、心にインプットしてしまう。すなわち「世のため人にために尽くす」という考え方、欲望のままに必要以上のものを求めたり貪ったりしない「足るを知る」という生き方を、心に刻み血けるのです。
「欲望のままに必要以上のものを求めずに足るを知る」これが難しいけど、だらだらやらず、メリハリをつける。
隙間時間を利用して、世のため人のためになることをやり続けよう。
魂を磨いていくことが、この世を生きる意味
たった一つ滅びないものがあるとすれば、それは「魂」というものではないでしょうか。死を迎える時には、現世で作り上げた地位も名誉も財産もすべて脱ぎ捨て、魂だけを携えて新しい旅立ちをしなければならないのです。苦は魂を磨くための試練だと考える必要があるのです。労苦とはおのれの人間性を鍛えるための絶好のチャンスなのです。
初めてのことや、自分の不得意なことも、人間性を鍛えるチャンスと捉え、どんどん積極的にやっていこう!
苦は魂を磨くための試練と思えば、苦しいことなど何もない。
寝ても覚めても強烈に思い続けることが大切
同じような能力を持ち、同じ程度の努力をして、一方は成功するが、一方は失敗に終わる。この違いはどこからくるのか。人はその原因としてすぐに運やツキを持ち出したがりますが、要するに願望の大きさ、高さ、深さ、熱さの差からきているのです。
凄まじく思うことが大切。
「仕事で人の役に立つ」ことだけを考えて、寝ても覚めても強烈に思い続けよう。
すみずみまでイメージできれば実現できる
あえて合格ラインを高く設定し、思いと現実がぴったりと重なり合うまで、いま一歩突き詰めて取り組んでみる。そうすることによって、結果として満足のいく素晴らしい結果を上げることができるのです。すみずみまで明瞭にイメージできたことは間違いなく成就するのです。
イメージが克明に見えるところまで、想い、強烈な願望へと高め、いま一歩、突き詰めて取り組むことを習慣にしよう!
運命は自分の心次第という真理に気づく
確かに運命というものは、私たちの生のうちに厳然として存在します。しかしそれは、人間の力ではどうにも抗い難い「宿命」なのではなく心のありようによって如何様にも変えていけるものです。運命を変えていくものは、ただ一つ私たちの心であり、人生は自分で作るものです。
他力本願ではなく、自分自身で経験を積み重ねて、人生を変えていく。
その時に大事なのが心のありようなんですね。
心のありようによって、如何様にも変えていけるという言葉を信じて、心を磨き、運命を変えていこう。
あきらめずやり通せば成功しかありえない
新しいことを成し遂げられる人は、自分の可能性をまっすぐに信じることができる人です。
可能性とはつまり未来の能力のこと。
現在の能力で、できる、できないを判断してしまっては、新しいことや困難な事はいつまでたってもやり遂げられません。
自分の可能性を信じて、現在の能力水準よりも高いハードルを自分に課し、その目標を未来の1点で達成すべく全力を傾ける。その時に必要なのは、常に思いの火を絶やさずに燃やし続けると言うことです。
未来を信じ、諦めないで、常に思いの火を絶やさずに燃やし続けよう!
昭和41年九州は小倉生まれ。魚座のAB型。父親の転勤で、幼少の頃、淡路島に移り高校卒業まで明るい太陽のもとのびのびと育つ。
大学卒業後、テレビ・ラジオ・イベント等の制作会社〜広告代理店に勤める。
31歳の時に友人と広告代理店を創業。取締役として会社を成長させる。
年間200~300件の雑誌広告・カタログ・ホームページ・ポスターの制作に携わり、同時にクライアントのパブリシティー活動も行う。
多くのお客さまの売上アップに貢献し、年商3000万円の会社から2億円になる会社の販促をサポートする。
その後インターネットの可能性に新たな展開を見いだし独立する。
当初はWEBディレクターとして大企業のホームページ制作案件に多数携わる。
大企業案件では決して得ることのできない感謝の声を求め、また魅力溢れる小さな会社を応援したいと思い、横浜市青葉区にてWEB制作&コンサルティングの会社を立ち上げる。
「お客様のサービス」の魅力をわかりやすくホームページで伝える事により、WEBからの売上アップを実現。
2015年より、現在まで工務店専門のWEB制作会社にてWEBディレクターとして多くの工務店樣、住宅会社様のホームページ制作に携っている。
さらに最近では、優れたサービス(職人気質な)を提供している魅力たっぷりな方々をWEBを通じて応援しています。