誰しも、会社から突然の解雇予告をされたらパニックになるでしょう。
自分を哀れんだり、自信が無くなり、周りの人に当たってしまう事もあるかもしれません。
53歳の現役WEBディレクターの私はつい先日、突然の解雇予告をされました。
一時は途方に暮れました。
その様子は下記ページからもご覧になれます。
50代WEBディレクターがおすすめする転職サイト3選【50代でも転職できる】
しかし、いつまでも悲しみに浸っていても、事態は好転しません。
自ら立ち上がり、行動を起こさねば、未来を切り開くことはできません。
自分の置かれた立場を客観的に確認することは大事です。
その上で、私自身は下記順番に沿って行動をおこしました。
目次
突然の解雇予告をされた際に職探しを始める前にすべき事
1.労働基準監督署に行って相談をする
突然の解雇にも、めげずに前を向いて頑張っていこう!というあなたに、朗報があります。
今まさにあなたの身に起こった解雇という状況を客観的に専門家から見て、どういう風にすれば良いのか相談に乗ってくれる機関があるのです。
まさに労働者の味方、ともいうべき頼りになる機関です。しかも無料で相談に乗ってくれるのです。
それが、労働基準監督署です。
私が行った横浜北労働基準監督署は、1Fがハローワークになっており、同時に求職の募集情報も見る事も探す事もできます。
労働基準監督署に入ると、担当になってくれた親切な女性が私の今回の解雇予告をされた経緯を優しく聞いてくれました。
そして、現在のわたしが置かれた立場を、客観的に観てお話をしてくれました。
とてもわかりやすく親切にしかも希望がもてるように。
わたしの場合、整理解雇に当たるらしく、会社都合の解雇にあたるとのこと。
もし、会社側が、自己都合の退社にしてほしいという風に言ってきた場合は、それを拒否することができます。
退職届けを会社が書いて欲しいと言った場合に、その退職届けには、
「退職勧奨(たいしょくかんしょう)に応じて退職します」 令和●年 ●月●日
という風に書けば、会社都合の退職と認められます。
では、会社の経営不振などの理由とする「整理解雇」については、多くの裁判例のケースで下記4つの要素を総合的に考え、その有効性が判断されます。
整理解雇4つの要素
1.経営上の必要性
整理解雇をしなければならないことに客観的な必要性が認められること。
2.解雇回避の努力
配置転換、希望退職の募集など解雇を回避するために最大限の努力を尽くしたこと。
3.人選の合理性
解雇の対象となる人選の基準、運用が合理的に行われていること。
4.労使間での協議
整理解雇の必要性やその時期などについて労使間で十分に協議を行ったこと。
以上、4つの要素を総合的に判断して整理解雇に当たるかどうかを労働基準監督署が教えてくれます。
わたしの場合は、上記要素を含む整理解雇に当たるので会社都合の解雇となるケースでした。
会社都合の解雇の場合、会社から例え自己都合の退職にして欲しいと求められても、絶対に会社都合の解雇を主張する覚悟が必要です。
2.解雇後の失業保険(失業手当)について調べる
会社都合の解雇の場合と自己都合の退社の場合、受け取れる失業保険の額も期間も異なります。
詳しくは失業保険(失業手当)受給の流れや条件は? 雇用保険の諸手続き解説>をご覧ください。
転職活動がうまくいく場合は問題ないです。しかし転職活動がうまくいかない場合でも、月にいくら失業手当が入るのか?を知っておく必要はあります。
横浜市の場合、労働基準監督署の階の一つ上の4Fに行けば、ご自分の失業手当の一ヶ月分がいくらになるのか(年齢にもよる)、いつから給付になるのか(会社都合の解雇か自分都合の退職かによって変わる)などがわかります。
その上で、逆算していつまでに次の転職先を決めないといけないかも踏まえ転職活動に力を注ぐようにします。
3.ハローワークと転職サイトに登録する
ハローワークは正式には公共職業安定所と呼ばれ、主に職業紹介事業を行っているところです。
特徴としては、他の転職サイトと同じく、無料で求職者は利用でき、なおかつ人材を求める企業側の利用も無料ということが挙げられます。
企業側も無料ということで、どちらかというとお金の潤沢ではない中小企業や、地元密着の企業も多いですが、その分しっかりと情を持って話しを聞いてくれる企業も出てくる確率は高くなります。
私が、真剣に職探しをする際に毎日のようにサイトもチェックして、足しげく通ったのがこのハローワークです。
WEBでもチェックできます>https://www.hellowork.go.jp/index.html
ハローワークの職員さんは53歳で突然クビになった私を対話によって励ましてくれました。
まだまだ人生これからと、可能性を指し示し応援してくれる素晴らしいスタッフがハローワーク港北(新横浜)にはいらっしゃいました。
落ちかけたモチベーションをググッと上げるきっかけを与えてくれたのが、このハローワークなんです。
逆に、豊富な求人情報が出てくるのが転職サイトです。
比較的、20/30歳代〜40歳代くらいまでには、オススメです!
しかし、50台以上になると、かなり、行けそうな案件が絞られてきます。
若いWEBディレクターなら大手企業から中小企業まで様々な仕事が選べます。
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あの高橋がなりさんが突然クビになり人間不信になった社長さんに、応援のメッセージを贈る動画が心に響きます。
人間は真面目に一生懸命頑張ると「痛い目にあえる」これは財産だ。
痛い目にあって懲りなければ、次に必ず財産になっていく。
何もしなければ、痛い目に合わない。挑戦しなければ痛い目に合わない。その人生が一番辛い。
なぜなら成長できないから。
人に何されても自分は自分を24時間自分を見ている。
「自分が一生懸命に生きている」と自分自身が理解できると、それは最大の財産になる。
くび(解雇)になって初めて過去のことを振り返ってみた。
そしたら昔からいつも一生懸命に生きていた自分にあえた。
くび(解雇)は昔を振りかえる良いきっかけにはなった。
これは、立ち直ろうという気持ちになれた時に見ると心に響く動画です。
実際に私もこの動画を見て、気持ちをふるい立たせて、面接に行って、合格することができました。
今では、以前よりも給料が上がって、やりがいのある仕事に毎日が充実しています。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます!

昭和41年九州は小倉生まれ。魚座のAB型。父親の転勤で、幼少の頃、淡路島に移り高校卒業まで明るい太陽のもとのびのびと育つ。
大学卒業後、テレビ・ラジオ・イベント等の制作会社〜広告代理店に勤める。
31歳の時に友人と広告代理店を創業。取締役として会社を成長させる。
年間200~300件の雑誌広告・カタログ・ホームページ・ポスターの制作に携わり、同時にクライアントのパブリシティー活動も行う。
多くのお客さまの売上アップに貢献し、年商3000万円から2億円になる会社の販促をサポートする。
その後インターネットの可能性に新たな展開を見いだし独立する。
当初はWEBディレクターとして大企業のホームページ制作案件に多数携わる。
大企業案件では決して得ることのできない感謝の声を求め、また魅力溢れる小さな会社を応援したいと思い、横浜市青葉区にてWEB制作&コンサルティングの会社を立ち上げる。
「お客様のサービス」の魅力をわかりやすくホームページで伝える事により、WEBからの売上アップを実現。
2015年より工務店専門のWEB制作会社のWEBディレクターとして多くの工務店樣、住宅会社様のホームページ制作に携わる。
最近では、優れたサービス(職人気質な)を提供している方々のWEB制作を行っている。