書評

【感想】森岡 毅 著 誰もが人を動かせる!「あなたの人生を変えるリーダーシップ革命」

2021年9月26日

WEBディレクターとしてWEBのディレクションを行う上で、大切なことの一つにリーダーシップが挙げられる。

そのリーダーシップについて、わかりやすく噛み砕いて解説してくれている本があります。

「誰もが人を動かせる!あなたの人生を変えるリーダーシップ革命」です。

プロジェクトを動かす上においても、人生においても役立つ本なので紹介します。

誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命 /日経BP/森岡毅
by カエレバ

 

 

この森岡さんの「誰もが人を動かせる!あなたの人生を変えるリーダーシップ革命」を読むと、何故リーダーシップが必要か?

がよくわかります。

また、リーダーシップを発揮するメリットも理解できます。

この本はUSJの経営を強烈なリーダーシップで立て直した森岡さんならではの言葉で綴られてます。

私もリーダーシップを発揮して関わるプロジェクトを成功させたい!

という思いで読み込みました。

その感想をシェアいたします。

本気の連鎖を生み出すコツ

森岡さんは、「褒めるより認めることにより自立したプロを育てる」といいます。

そのことにより相手の人生を本気にさせる。とも。

一見、冷たく冷静に事実を告げられたかに見える言葉の裏に、「期待」や「コミットすべきことへの本気度」を感じることがあります。

褒めると言うよりも愛するとか感謝すると言う言葉に近いのですがその人の持っている仏の部分にありがたく手を合わせる感覚です。

と言われる、森岡さんのこの言葉は読んでいて、はっとさせられた。

と同時に、以前、そのような言葉をかけていただいた方に、感謝の念が湧き起こってきた。

今の私の状況は決して悪い訳ではないが、まだまだ成長痛を楽しみながら、精進しなければならない。

人生を変えるために、リーダーシップを持って仕事に邁進しようと思わせる一冊です。

ナイスであるためにはクールでなければなならない

その話し合いの中から相手が「よし!変えてみよう、挑戦してみよう!」と自ら決心することを狙うには曖昧なことを言ってはダメです。

自分が嫌われることも避けてはいけません。

誠実に本音を話す、そしてこれはコツですが最後に私が信じる相手の仏の部分へのポジティブな思いとその変わった後のマインドセットが巻き起こす相乗効果への期待について前向きなエネルギーを注ぎこみます。

そうやって話し合いの最後の語感に必ず相手にとっての希望を埋め込むのです。

相手の仏の部分を見つけて尊重するできるだけ対等な関係のまま強固な信頼で結ばれるだからこそ相手はあなたと共有する目的を自分のやりたいこととして主体的を持って必死に追いかけてくれるようになります

人を動かすとはそうやって主体性を持って自分事として動く本気になる人の連鎖を仕掛けていくことだと私は考えています

引用 誰もが人を動かせる!「あなたの人生を変えるリーダーシップ革命」P165〜170

上記の言葉から、学ぶべきは、嫌われることも避けてはいけない

相手の仏の部分へのポジティブな思いと相乗効果への期待について前向きなエネルギーを注ぎこむというところだ。

実際に、上記のような声がけをしていただいた経験のある私は、その時、ものすごくポジティブに物事を捉えることができた。

本気になるし、期待に応えようともなる。結果的に現状をしっかりと見つめ直す事になる。

特に褒められるとすぐに有頂天になってしまう私のような性格の人には、褒めるではなく、このような「認める」という方法が効果的であると感じる。

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