今回はWEBディレクターが副業をする際のヒントというかモチベーションがアップする本をシェアします。
日々、学ぶこと(知識を得ること)はWEBディレクションをする上で大いに役立ちます。
知識を得て副業する際にも役に立つ、そしてモチベーションもアップする本を選んで紹介します。
まず一冊目
目次
「金持ち父さん 貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」
時代が変わっても古びない原理原則が書かれており、いつ読んでも古臭く感じない名著です。
私は本当にやる気がある人でない限り、会社を起こす事を勧めない。
10社中9社は5年でつぶれ、5年間生き残った企業も10社のうち9社は遅かれ早かれつぶれる。
だから会社を始めたいとよほど強く思っていない限りそんな事はしないほうがいい。
それよりも今の仕事を続けながらその一方で自分のビジネスを持つことを考えるべきだ。
あなたは昼間の仕事をやり続けて構わない。
一生懸命働き立派な会社員でいるのも構わない。
ただ、それと同時に資産を増やすことを忘れないようにすることだ。
P129) いまの仕事を続けながら、資産を蓄える
これは、一度、独立して、失敗し、就職した私には痛いほどよくわかる。
独立して会社経営することは大変なことだ。
独立したはいいが、資金が底をつき、借金がジリジリ増えていくあの感じはなんとも言えない苦しさだ。二度と繰り返したくはない。
余程の覚悟や、努力し続ける気力、才覚がある人以外は、絶対におすすめしない。
逆に、WEBディレクター(会社員)として給料がもらえ、さらに副業で収入がある今の状況は、精神的安定感と、物質的な満足感をもたらしてくれる。
あの借金地獄から解放され、少しづつ使えるお金も増えていく今の状況は、心も弾み、楽しい毎日だ。
家族や仕事仲間、地域の仲間に対しても、余裕を持って、優しく接することができる。
何度も言うが、WEBディレクター(会社員)として給料がもらえ、さらに副業で収入がある状況は、毎日「幸せ」を感じることができる。
いまこの瞬間こそが「幸せ」だと毎日、それも一日に何度でも感じることができる。
これからの時代、複数の収入源を持つことは、本当におすすめ。
精神的、金銭的な余裕が出て生活を楽しむことができる。
それだけではなく自己投資をする余裕も生まれることが大きい。
更なる夢や希望が持てる。
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 [ ロバート・キヨサキ ] | ||||
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2冊目は
嫌われる勇気
WEBディレクターはクライアント・デザイナー・コーダーなど多くの方との関わりの中で仕事をすることになる。
そんな時に役に立つ考え方が、この嫌われる勇気のこの一節。
「人生のタスク」に立ち向かうことです。
あなたも私も世界の中心にいるわけではない。
自分の足で立ち、自分の足で対人関係のタスクに踏み出さなければならない。
この人は私に何を与えてくれるのか?ではなく、「私はこの人に何を与えられるか?」を考えなければならない。
それが共同体へのコミットです。
所属感とは、生まれながらに与えられるものではなく、自らの手で獲得していくものなのです。
P188 あなたは世界の中心ではない
これは、本業・副業に関係なく、仕事の本質は他者への貢献という観点で非常に役立つ考え方。
誰かの役に立つことで存在価値を感じて、楽しく、仕事に打ち込むことを心がけよう。
嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラ-」の教え /ダイヤモンド社/岸見一郎 | ||||
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3冊目は
自分の頭で考えよう
知識とは「過去の事実の積み重ね」であり、思考とは、「未来に通用する論理の到達点」です。
自分で考えることができなければ、私たちは未知の世界に向けて新たな思考を拓いていくことができません。
P20 知識は過去!思考は未来!
と、ちきりんさんはおっしゃられています。
この本を読めば、具体例とともに、なぜ、自分の頭で考えるのが大事かが、よくわかります。
今まで、「考える」と思っていたことが実は「作業」だったことがわかると、ゾッとした気持ちになるとともに、自分で「考える」時間を増やそうという気持ちになります。
コピーワークでも、コンセプト作りでもそうですが、人や書籍から得た知識を自分の頭で考えて、咀嚼して、自分のアイデアとしてアウトプットして初めて、人の心に響く、しっかりとしたものになります。
また自分の頭で考えるためには、情報ではなく、「意思決定のための思考プロセス」が大事と教えてくれます。
「このビジネスをやるなら、こういう方法でやらないとわが社は勝てない。そのためには、これとこれとこれを事前に確認しておく必要がある!」
と、具体的な意思決定プロセスを明確化し、それらに必要な情報もリストアップしてから調査や分析を始めるべきです。
そうすれば圧倒的に効率よく結論を出すことができます。
P32 意思決定のプロセスは超具体的に
日々、決めなければならないことが多いのがWEBディレクターの仕事。
このような意思決定の思考プロセスを大事にすること、や、そもそも考える時間を視覚化して、増やすことが大事!など、参考になるポイントが次々に出てくるところがこの書籍をおすすめする理由です。
自分のアタマで考えよう 知識にだまされない思考の技術 /ダイヤモンド社/ちきりん | ||||
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昭和41年九州は小倉生まれ。魚座のAB型。父親の転勤で、幼少の頃、淡路島に移り高校卒業まで明るい太陽のもとのびのびと育つ。
大学卒業後、テレビ・ラジオ・イベント等の制作会社〜広告代理店に勤める。
31歳の時に友人と広告代理店を創業。取締役として会社を成長させる。
年間200~300件の雑誌広告・カタログ・ホームページ・ポスターの制作に携わり、同時にクライアントのパブリシティー活動も行う。
多くのお客さまの売上アップに貢献し、年商3000万円の会社から2億円になる会社の販促をサポートする。
その後インターネットの可能性に新たな展開を見いだし独立する。
当初はWEBディレクターとして大企業のホームページ制作案件に多数携わる。
大企業案件では決して得ることのできない感謝の声を求め、また魅力溢れる小さな会社を応援したいと思い、横浜市青葉区にてWEB制作&コンサルティングの会社を立ち上げる。
「お客様のサービス」の魅力をわかりやすくホームページで伝える事により、WEBからの売上アップを実現。
2015年より、現在まで工務店専門のWEB制作会社にてWEBディレクターとして多くの工務店樣、住宅会社様のホームページ制作に携っている。
さらに最近では、優れたサービス(職人気質な)を提供している魅力たっぷりな方々をWEBを通じて応援しています。