ウケる技術、そもそもこの本は「笑い」という強力なツールを持って、積極的に相手に食い込もうとする立場に立って書かれている
今まであなたも、私も、渾身のジョークを飛ばしたつもりが、とんでもなく寒い状況になって冷や汗をかいた経験はないだろうか。
特にこの「ツッコミ」をテレビのダウンタウンの浜ちゃんを真似して実生活でやってみても、いまいちできているのかどうかがわからない。(多分できていない)
この本を読めば、「ウケる技術」がセンスや才能ではなく真似することのできる、有限のパターンの組み合わせに分解できることがわかってくる。
「ウケる人」の会話のパターンを学ぶことによって「笑い」を武器に人間関係を切り開くコミュニケーターへと成長し、ビジネスをもっと円滑に進めたい方にはおすすめです。
表面上は相手を責めたり攻撃したりするトーンであっても、ベースには相手が「面白いことを言っている」部分をくまなく拾ってあげようという気持ちがあること。相手を「立てる」サービス精神のあらわれこそが、ツッコミに他なりません。 「ウケる技術」 24頁
これは、テレビを見ていてただ突っ込んでいるだけと思われがちだけど、あなたのここが面白いということを例え責め口調であっても「拾って、相手を立てる」ことがツッコミなんだな〜と気づく。
ウケる技術から学ぶ、その1:ツッコミ。
相手の面白さに気づいて拾う。
相手がこちらを笑わせようとしている場合、話の腰を折らずにノッていく!のが吉。
相手が意図していない場合、いわゆる天然の場合、本人が気づいていない面白さを明確にする。
例1. A:「よくできたズラですね」っていったら校長先生マジギレしちゃって。ソッコーで逃げたけど。
B:まさにヒットアンドアウェイだね(相手を持ち上げる形で面白さを拾っている)
例2.部長:じゃあ今から二人で温泉行こうか?(おどけて)
女:×こわ〜い。
○部長、「ステップ」ってものがありますから。(おやじギャグにノリつつ、ツッコミを入れている)
(飲み会の席にて)
例3.みんな、今日は僕のために集まってくれてありがとう!
寒い空気が流れる
B:すみません、注文いいですか?(暗に寒いという事にツッコミを入れている)
(ディスカウントショップにて)
男:何でも買ってあげるよ。何ならフロアごと買うし。
女:△買えるよね。君なら買えるよね〜。※男は拍子抜けしてしまう。
○そういうセリフはヴィトンとかで聞きたいわ。
相手の話にいつも乗ってしまう癖のある人は、相手を叩くツッコミも使い分けると良い。
相手のハートを掴むコミュニケーションは、徹頭徹尾サービスであるということ。
と、この本「ウケる技術」にはウケる為の心構えが、とてもわかりやすくかかれています。
この考え方をベースに、「ウケる技術」を身に付け、実践してみてはいかがでしょうか。